プロダクトプレイスメントとは
プロダクトプレイスメントとは、映画を広告媒体として捉え、映画の中に自社の商品やサービスを登場させる広告手法です。
プロダクトプレイスメントは古くからあるものですが、今この手法が注目を浴びています。理由は、日常に溶け込んだ形で、ユーザーに認知してもらうことができるからです。
広告や情報で溢れている現在、広告はユーザーからすると嫌悪感を抱く対象であり、ネット広告に関しては不快に思う人が大多数です。プロダクトプレイスメントは映画の中の生活に溶け込んだ形で紹介できるので、ユーザーにも不快なイメージを持たれることなく自社の商品やサービスを認知させることができます。
プロダクトプレイスメントの事例
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- 「天気の子」
- 日本の映画でプロダクトプレイスメントの手法が使われている作品の例として、よくあげられるのが「天気の子」です。
天気の子の中に出てくる飲食物や建物、他にも雑誌や宣伝カー等、多くの企業の商品やサービスが作中に登場します。
2016年に公開された同監督の作品「君の名は」でもプロダクトプレイスメントとして多く商品が使われています。
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- 「エヴァンゲリオンシリーズ」
- 2021年にも新作が公開されたエヴァンゲリオンですが、このエヴァンゲリオンシリーズもプロダクトプレイスメントの手法が用いられています。コーヒーやビール、ピザなど、実在の企業の商品が作中に登場します。
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- 「007シリーズ」
- 日本の映画だけでなく、もちろん洋画にもプロダクトプレイスメントは活用されています。
007シリーズの主人公、ジェームズ・ボンド。「彼が身につけるものは、大ヒットになる。」と言われており、007の協賛を獲得したいと考えている企業はかなり多いです。
プロダクトプレイスメントの問題点
いくら日常に溶け込んだ形で商品を紹介するプロダクトプレイスメントといえども、あまりにも多く商品が使われていたり、使われ方が不自然だと、鑑賞者は不快なイメージをもってしまいます。
また、ステルスマーケティングと言われバッシングを受けたり、ブランドに対するイメージが悪くなる危険もあります。
競合を陥れるためにプロダクトプレイスメントでイメージダウンを狙う「アンチプロダクトプレイスメント」という手法もあるほどなので、作中での使われ方はブランドイメージに大きな影響を与えます。
逆に、大きな金額をかけてプロダクトプレイスメントをしたにも関わらず、使われ方によっては鑑賞者の記憶に全く残らない可能性もあります。
プロダクトプレイスメントで安全にブランディングしたいなら
プロダクトプレイスメントでは、基本的に商品やサービスが作中でどのように使われるかを企業側が操作することはできません。それゆえ、完成した作品を見たときに「思っていた使われ方と違う・・・」というようなことが多々あります。
自社のサービスを自社が思った通りにブランディングしたいのであれば、映画の製作から行ったほうが安全で確実です。
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映画制作の流れ
映画の製作には、下記のように多くの工程が必要です。
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01
SPC(特定目的会社)
の設立 -
02
脚本家・監督選定と
脚本制作のための調査 -
03
シノップス/脚本作り
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04
基本製作プランと
実行予算書の作成 -
05
基本企画開発の決定
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06
シノップス/企画書
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07
監督・脚本家選定
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08
脚本制作
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09
キャスト/スタッフ
決定 -
10
撮影
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11
編集/作業
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12
完成/試写
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13
二次利用の促進
弊社ではこの一連の流れを全て代行することが可能です。
またお客様の目的に沿って、作品の中でどのように商品を使うかをアドバイスすることもできます。
弊社映画制作実績
弊社では製作から配給、宣伝までを一気通貫で行った経験があります。
その経験により、全ての工程で手厚いサポートが可能です。
製作から配給・宣伝までを弊社が行った作品
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ゆずりは
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風の色
弊社が関わった映画作品
中国版「容疑者Xの献身」
中国制作の協力作品
カノン
中国版「世界の中心で愛を叫ぶ」
中国制作の協力作品
絶壁の上のトランペット
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